バトル行政書士の戦い!

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キセル乗車の詐欺罪について

JUGEMテーマ:日記・一般


キセル乗車をした際に詐欺罪はどの時点で既遂になるかという学説があります。

1.乗車駅にて駅員を欺いた時点で既遂となる
2.降車駅で駅員を欺いた時点で既遂となる

1の場合は乗車駅の改札を通った時点で判断する為、改札を通過した後に、キセル乗車をしようと思った場合には詐欺罪が成立しなくなります。2の場合だと降車駅の改札を基準とするため、詐欺罪が既遂となるが、乗車時点で詐欺の意思があったとしてもおりる時までに料金を支払おうと気持ちが変わった場合は詐欺罪は成立しないことになります。

これはどの時点で欺こうと思ったかという、心の問題をテーマにした学説上の論理です。

現実的には、万引きの現場でも万引きが成立する為にはスーパーのレジを素通りして出入口を出なければ、万引きと言い切れない難しさがあります。
自分のカバンに商品を入れたとしても、お金を払うつもりだったと言われてしまえば、それを切り崩すのは至難の業といえます。

法律上の考え方と実務の開きには外から分からない内心の問題が大きく係ってくるためです。


バトル行政書士

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