バトル行政書士の戦い!

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契約解除について

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民法では契約を解除した場合の効果として次の2つの説があります。

1.直接効果説
2.間接効果説

直接効果説によると解除すると最初から契約が無かったことなり、契約の効果は遡及的に消滅することとなります。
間接効果説によると契約解除しても契約自体は消滅せず、原状回復義務及び未履行部分についての拒絶権を有することとなります。

判例及び通説は1の直接効果説の立場をとっており、契約が遡及的に消滅すると既に履行している部分はどうなるかとの疑問も生じるかと思いますが、これは不当利得の返還義務を負うということで決着をつけています。

もともと契約が無かったのであれば、損害賠償はできないじゃないか との反論もあると考えられることから民法第545条第3項で損害賠償の請求条項を設けています。

契約することもあれば解除することもあります。しかし契約形態は非常に広範な為、様々な解釈があり、問題を複雑にしています。

バトル行政書士

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